2016年10月19日水曜日

2016.10.17 『3年 食育教室』

くすのきの健康に関する学習として、食育教室「味覚の授業」をおこないました。

この授業は、フランスで25年以上続いている味覚の教育活動「味覚の一週間」の一つとして、日本各地の小学校で、五感を使って味わうことの大切さや食の楽しみを教える活動としておこなわれています。(子どもたちの味覚障害が問題になっている近年、本来の味覚や生活習慣の改善にもつながる活動として注目されているようです。)

食のプロフェッショナルである中区のフランス料理店「レ・ザンバサドール」の中土シェフを講師にお招きし、五感を活用しながら、味の基本となる4つの要素(「塩味」、「酸味」、「苦味」、「甘味」)に、第5の味と言われる「うまみ」を加えた5味についての知識や味わうことの楽しさを教えていただきました。

 
デモンストレーションでは、5味のすべてが入った一皿「さんまのコンフィいちじくソース」を作っていただきました。
良い香りに子どもたちもうっとり!試食では、肝の苦味までしっかり味わっていただきました!
 
今回の学習が、子どもたちにとって「味覚」と向き合う機会となり、また味わう楽しみから文化の一端である「食」への関心を育むきっかけとなって欲しいと思います。