2016年5月31日火曜日

2016.05.30 『作法を学んで、おいしい抹茶(1年 茶道教室)』

図書室に、季節の掛け軸をかけ、ヤマアジサイを活けて、お香をたくと静かな茶室ができました。今年も、上田宗箇流の講師、上田さんと田中さんに茶道の手ほどきを受けました。

1年生の茶道学習の1回目に、畳の上での歩き方、靴の揃え方、座り方、お辞儀の仕方を学びました。今回は2回目で、実際に干菓子と抹茶を作法にのっとっていただきました。
始めは、お茶をふるまう役の児童が、お盆におかれた菓子を運びます。
 
 
置かれた干菓子を前にお辞儀をします。男児は軽く握りこぶしでかっこよく、女子は指を伸ばしてかるく畳に触れます。
口に含んだ干菓子は、きっといつものおやつとちがった味がしたのでしょう。もう一つと欲張る子もいました。
次は、抹茶です。ボランティアの方々にたてていただいて、片手にお茶碗をのせ、客の前におき、茶碗の絵柄を向けます。熱くなったお茶碗をそろりとおろすと、にっこりです。
 
茶道が初めての児童には、どんなお茶の味でしょう。ゆっくりと飲み終えると、軽く指でふきます。背筋をのばし ていただいた抹茶は、心に残ったことでしょう。
「おのみにくうございました。」
「けっこうにちょうだいいたしました。」
 
 
2年生になると、抹茶をたてます。みんな次の体験を楽しみにしているようでした。ボランティアの皆様ありがとうございました。茶道を通じて豊かな心の体験ができました。